2016
2/09

お庭の植栽におすすめな植物達①

まだまだ寒い日が続きますが、モデルガーデンの植栽の中で、早々に花を咲かせている可愛いヤツがいますのでご紹介します。

シクラメン コウム(Cyclamen coum)サクラソウ科

シクラメンには22種ほどの種があり、そのうちのコウムに今回スポットをあてます。

自生地は黒海沿岸(南岸や東岸)地域~地中海東部海岸地域などの山間や海岸地域に見られます。(ウィキペディアより抜粋 https://ja.wikipedia.org/wiki/ シクラメン・コウム)

≪出典:グーグル世界地図≫

 

シクラメンは、春咲・秋咲・冬咲と開花期が異なる種に分かれます。コウムはこの中で冬咲に含まれます。

私たちがよく知る、秋から冬にかけて花屋さんに並んでいるシクラメンとは「シクラメン ペルシカム」といわれる種になります。このぺルシカムを品種改良し、花がどっさり咲きそろう姿にしたのがよく知られているシクラメン(写真左)という訳です。。本来の原種のペルシカム(写真右)はもっと清楚でやさしい感じですので、随分違って見えます。

≪出典: 左⇒日本花名鑑③p.153発刊元日本花名鑑刊行会 発売元株式会社アボック社  右⇒横山ナーセリーHPより≫

話を戻しまして、コウムは、寒さに非常に強く、暑さにも比較的耐えますのでお庭の植栽には適している種になります。シクラメンを好きな方は積極的にお庭に導入しておられるのですが、まだまだ世間一般には知られていないといえます。花の無い時期に白や薄ピンク、赤色の可愛い花を咲かせるのでもっとお庭に取り入れられてもいい植物です。

植えつけ場所としては、とにかく排水が良い場所に植えつけます。展葉から開花期においては日当たりの良い場所で、夏の休眠期は暑い日差しを避けることのできるような落葉樹の下が実際のお庭の中ではよいでしょう。植えつけ時は苗の購入時期であることが多いと思います。この時期は休眠期ではないので、根を痛めないように丁寧に植えてあげることが大切です。コウムの生長のサイクルは10月ごろ展葉 翌年1~3月に開花、そして夏を迎える前には葉がなくなり塊茎の状態で苦手な季節を休眠して乗り越えます。

ここのモデルガーデンでは直射日光の当たりにくい落葉樹に足元に植栽しています。昨年植えつけたばかりです。今年もちゃんと咲いてくれています。群生するように植栽するときっと綺麗でしょう。モデルガーデンではほかにも色々と植えていますので、群生とまでいきませんがそれでも可愛らしいです。コウムは花が少し丸まったような形ですのでとりわけ可愛いという言葉が似あいます。

また、コウムだけでなくシクラメンは他の種も「葉」が綺麗なのです。緑にシルバーの模様が入るのが特徴で、同じでないありとあらゆる模様が見どころでもあります。リーフプランツでもある優秀さです。

コウムの他にもお庭の植栽に向いている種にヘデリフォリウムという種もあります。こちらは秋咲に分類されます。こちらは葉がヘデラのようというところから名づけられるほど葉がヘデラに似ています。今回はすみません割愛します。。。

ここに植えたコウムは、知り合いの横山園芸の横山直樹氏から受け継いだものです。彼は長年熱心にシクラメン、クリスマスローズ、ネリネを育種、生産する人で、その熱心さや暑苦しさは(笑)、知る人ぞ知るといえます。最近、アネモネにも力を入れているそうです。そのアネモネも実は植栽してあります。今年もちゃんと宿根しまして展葉しています。アネモネはまた別の機会に。以下のURLには沢山のシクラメンの種、そしてそれぞれの説明が書かれてありますのでこちらもよろしければご覧ください。今回のブログも参考にさせてもらいました。

≪参考URL http://homepage3.nifty.com/cyclamen/

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