2020
9/29

実況!大阪市内某マンションの菜園スペースで住人の皆さんと家庭菜園実践!!

このブログは、大阪市内にある某マンションでの講習会の様子を書き綴っています。住人の皆さんと植え付けをした菜園の収穫までの様子を実況していきます。2020年9月から12月ごろまでの様子をご紹介します。

<9月12日>

晴天のもと15時から住人の皆さんと一緒に菜園コーナーの植え付け作業を行いました。大人から子供まで沢山の参加者の皆さんと汗を流しました。

まずは土壌改良から。

~土壌改良で混ぜるもの~

①有機石灰 100g/m2

②牛ふん 4kg/m2

③有機肥料(ぼかし肥料) 300g/m2

 

これを畝にすき込んでいきます。住人の皆さんには、最低20㎝の深さまで混ぜますとレクチャーしましたが、深く耕せるなら深いほうが野菜の生育はよくなります。30cmは耕したいですね。でも結構大変な作業なんです。

狭いスペースで、あちこち鍬を振り回すと危ないのでスコップで行いました。

そして土壌改良がおわれば、畝を成型していきます。スコップでケーキを作るように子供たちもみんな楽しみました。畝を造り終わると、いよいよ植え付けです。

今回は、キャベツ・ハクサイ・コマツナ・ダイコン・カブ・ハツカダイコン・シュンギク・リーフレタス・ニンジンを植え付けました。キャベツとハクサイ、リーフレタスはポット苗を、他は種からチャレンジしました。

慣れない手つきだったかもしれませんが、一生懸命子供たちも植えてくれました。お父さん、お母さんは子供たちに何かしら伝えたいことがあったのではないでしょうか。かってに推測しています。

野菜の生命力のこと?食べ物を自分で育てること?自給自足の面白さとか大切さとか?それぞれの思いがあることでしょう。

 

初めてのチャレンジだった子供たちがほとんどだったようです。これからどう育っていくかを一緒に見守っていきたいと思います。

私は、だいたい月1回でこの菜園に巡回でやってきます。日々の水やりはマンションの管理人T氏にお願いしています。T氏も野菜作りはまだ慣れない様子ですが、めっちゃ大切に管理してくださいます。

収穫を迎えるまでどんな感じに育っていくかを、これから数カ月の間、このブログで報告していきたいと思います。

<9月29日>

植え付けから17日が経過しました。随分大きくなってきましたね。

つき1~2回ペースで様子を見に行くことになってるのですが、植え付けからは初めての巡回でした。発芽してるものは順調に大きくなっており、特に病害虫の被害にあったものも一見見られません。

本日の巡回の目的は、「間引き」です。

種を一カ所に数粒撒いてもらったのですが、発芽率がいいと混みあってしまいます。この場合間引き作業をして、混み合いを解消してあげなくてはいけません。込み合いすぎるとお互いの生長を阻害してしまいます。

生育に合わせて1~2回の間引きを行います。明らかに健全な場合は判断がつきますが、もうちょっと育ってみないとわからない場合は、数回に分けて間引いていきます。間引きはとにかく混み合いを解消しつつ、収穫時に適切な株間になるように行います。

これは、ハツカダイコンです。一カ所から5粒ほど発芽してます。このままではよいハツカダイコンが取れないので、まず5㎝間隔くらいをめどに間引いていきます。間引く時は引っ張りぬくのではなくて、地ぎわでハサミを使って切り取ります。こうすることで、残す苗の根を痛めることなく間引けます。

ハツカダイコンには、ハモグリバエの幼虫が子葉を食べてました。白くうねうね道ができるように葉っぱを食べているのがハモグリバエの幼虫です。

次はコマツナです。込み合いを解消しつつ、間引いていきます。10㎝間隔くらいを最終株間としますが、ひとまず3~5㎝くらいで間引いていきます。また数週間後に間引いていきます。

次はニンジンです。ニンジンは発芽させるのが他の野菜よりも難しいのと、生長が遅いんです。種まきもキャベツやダイコンよりは少し早くて、生育期間も長い野菜です。撒いた時期が一緒のコマツナに比べて生育が遅いのがよくわかります。間引く時は本葉が出ている(発芽が早かったもしくは生長がはやく元気な)苗を残すようにします。ニンジンの本葉はギザギザした形の葉が本葉です。

(。´・ω・)ん?何か発芽の塊がありますね。これはシュンギクです。多分種まきの時に種がボロボロこぼれてしまったのでしょう。

撒いてないはずのところから芽が沢山出てきています。

撒いたところのシュンギクの発芽が思ったより悪かったので、そちらへ移植することにしました。大きく掘り取って優しく植え替えてあげます。とは言え、根にダメージが残るので、生育スピードに一時てきなゆるみが出ると思います。

次はキャベツ。

葉っぱの裏や表に小さな卵があるのが見えますか?細長いのはモンシロチョウ。丸いのはおそらくタマナギンウワバの卵です。小さいので見落としがちですが、特に葉っぱの裏に沢山つきますので、無農薬の場合はその都度手でつぶしていきます。今回は月に数回しか見に来れないので、薬剤散布で害虫を駆除していきます。

ハクサイやダイコン、キャベツなどは葉っぱが命の野菜です。当然おいしいから蝶や蛾、ナメクジなどの害虫にはたまらない餌となります。発芽して間もない時に食べられてしまうと、場合によっては枯れてしまうこともあるくらいボロボロにされてしまいます。

小さな食害後が見られる写真から、放っておくと次の写真のように無残になってしまいます。

薬が悪と考えて無農薬を実践するのがお勧めではあるのですが、時と場合によっては薬の力を借りるのも由と私は考えています。薬漬けにするのではなくて致命的なダメージを受けやすい生育初期には薬を使って守ってあげて、徐々に減らしていく方法を取っています。

また数週間見れないので、今回使った薬剤は「トレボン乳剤」。キャベツやダイコンをはじめ多くの野菜に適用した殺虫剤です。芋虫系の害虫に効果があります。即効性と残効性があり今、卵の害虫が羽化したときに食害しても効果があります。

これを1000倍で希釈して葉裏を中心に散布します。

薬は適当に扱うのはお勧めしません。しっかりと計量して適切に希釈して噴霧していきます。

薬剤散布のほかに、今回は液肥を散布しています。これも適量を薄めて与えていきます。生育初期に根の発育を促すための液肥でもあります。

畝の中央にあらかじめ溝を掘っておき、そこに溜めるように与えれば、流れ落ちてしまう分が少なくしっかりとしみ込んでいってくれます。

どれも今のところ順調に育っています。

間引いた苗は、すてるには勿体ないので持ち帰って食べることにします。コンビニのビニール袋一杯になりました。

普通にムシャムシャ食べてもいいですが、ちょっと工夫して美味しく食べたいですね。

綺麗に水洗いした後、ソースを作ります。私が料理したわけでなくて奥さんにしてもらいました。聞くところによると、

オリーブオイル、砂糖(はちみつでもいいらしい)、塩、コショウ少々、レモン汁、醤油少々を混ぜて、湯むきしたトマトの角切りを投入して少し崩しながら混ぜるといいます。

そしてアボカドを角切りにしてぶち込み、ソースをかけて混ぜれば完成。さっぱりしてておいしくいただくことが出来ました。。

間引き菜には発芽して元気に育っている野菜のパワーが詰まっているので、捨てるにはもったいないですよ。しっかり食べて栄養にしましょう。

さて次回は、また2週間ほどたったら更新します!

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