モデルガーデンのデザインを紹介①

Gardenofficeモデルガーデンのデザインを紹介①2015/06/14

梅雨のムシムシした日々がこれから続きそうですが、いかがお過ごしでしょうか?今回から数回に分けてになりますが、モデルガーデンをご紹介します。

まずは全体像から。左の図面がモデルガーデンの全体図になります。

今回は赤の四角で囲んだ部分をご紹介します。

この部分は、店内の打ち合わせスペースからよく見える場所に位置しています。手前の植栽スペースは、少し和をイメージ。お庭は全体的にはモダンですが、使っている素材には石があり、今回は丹波石を使いましたので、相性のいい苔をあしらっています。苔は杉苔。栽培が一般的には難しいとされていますが、大切に育てています。

苔の他には宿根草も数株配植していますので季節には花も楽しめますし、何と言っても苔の緑が見てて飽きない空間にしてくれています。。それら植栽の背景には凸凹のボーダータイルで背景づくりをしています。

階段上がってすぐの花壇は季節の花を中心に年数回植え替えるようの花壇にしています。お客様が通るアプローチ沿いの演出や、店内側からの景色にも花を添えています。

シンボルツリーのサルスベリが程よい木陰をつくってくれます。左脇にはアブラドウダンツツジ。日差しが苦手な樹種なので木陰の下になるように配置しており。この場所は西に建物があるので西日もさえぎられています。他にイヌガシ、アセビも添え木として植栽しています。

 

お出迎えの花壇には5月から6月に咲く花を中心に植栽。丁度オープニングイベントの前に植替えましたので、少し込み合っていますが華やかにするためにデコレーションしました。大輪のダリアにペンステモン、リナリア、アジサイ、カレックス、アンゲロニアなど色彩だけでなく、花の大きさ、葉の形、高低差にも配慮しながら植栽しています。この背景のタイルは最近流行りのグレージュ色のタイルを使っています。花の色が引き立つようにあまり主張しない色を選びました。