11月13日日曜日、寄せ植え講習会を開催しました。天気にも恵まれて、当日はあったかな日差しのもと 午前と午後それぞれ10名の参加者さんが集いました。
今回の内容は、「シルバーリーフを使ったワンランク上の寄せ植え講習会」と題しまして、この冬から長く楽しめる寄せ植えとなっております。
冬の草花の代表であるビオラ、ストックを中心にいろんな葉形をしたシルバーリーフと一緒にアレンジしています。
●ビオラ(Viola cv.)スミレ科 ●ストック(Matthiola incana)アブラナ科 ●コロキア コトネアスター(Corokia cotoneaster)キク科 ●ディコンドラ シルバーフォールズ(Dichondra argentea‘Silver Falls’)ヒルガオ科 ●オレアリア(Olearia axillaris ‘Little Smokie’)キク科 ●ピティロディア(Pityrodia terminalis ‘Fairy Pink’)シソ科 ●セントーレア ギムノカルパ(Centaurea gymnocarpa)キク科 ●コクリュウ(Ophiopogon planiscapus cv.) ユリ科 ●ヒューケラ(Heuchera cv.)ユキノシタ科
今回の講習会は、屋外のモデルガーデンで行いました。屋外でできるのは今シーズンは最後かなと思います。日が差さないと少し肌寒むく感じます。今回、初めて屋外を使いましたが少々汚れても掃除もしやすいですし、外の空気を感じながら集中できるのでいいかもしれません。音楽も流しながらおしゃべりも弾みます。
午前も午後も共通して言えることでしたが、今回の寄せ植えは少し難しかったかもしれません。苗を収めるのに根を崩しすぎてしまうこともありました。教えるほうももう少し勉強しなくてはなりません。毎回思いますが、自分が出来ても、教えるのとはまた別の次元のことであると実感させられます。午前よりも午後のほうが落ち着いてできたのは否めません。とはいうものの皆さん綺麗に仕上げておられました。
冬の寄せ植えは、苗をこれでもかと詰め込んでも比較的管理はしやすいものです。寒いので生長度合もゆるやかです。しかしほったらかしで言い訳もなくポイントは以下の通りでまとめました。
①花柄はこまめにとる。
②大きくなるにつれお互いが邪魔になっている場合は整姿・摘芯をして空間を分け合えるようにしてあげる。
③太陽にしっかり当ててあげる。
④乾かし気味の水管理を徹底する。(今回の植物はほとんどが乾燥気味を好みます)
⑤液肥を2週間に1回 1000倍希釈でお水やりと一緒に挙げる。(培養土の元肥+液肥で肥培管理をします。)
⑥1月から2月に差し掛かるころには軒下へ、できるだけ霜に当てないようにしてあげる。
⑦中には大きくなるものもあるので、4月下旬から5月には寄せ植えをバラシて植え替えてあげる。
以上でした。
また次回も開催したいと思います。もしご興味のある方はご参加お待ちしております!