石積み・石貼りに使いたいアイテムを求めて~愛知県 おしゃ楽さんへの訪問

Blog石積み・石貼りに使いたいアイテムを求めて~愛知県 おしゃ楽さんへの訪問2019/02/07

愛知県の常滑市にある石材輸入のおしゃ楽さんへ行ってきました。この日は感謝祭2日目。こんな機会がない限り遠方につきなかなかうかがうことが出来なかったのでちょうど良い機会でした。随分長い間、電話のやり取りだけでしか関わることのなかったおしゃ楽さんのスタッフの方にお会いできてとてもいい訪問となりました。電話でしか聞いたことのない声が、目の前で実際にお会いすることが出来るのが、不思議な感覚であり嬉しくもありました。

私のいる三木市から愛知県常滑市のおしゃ楽さんへのアクセスはこんな感じでした。3時間20分ほどの車でのアクセス。まあまあ長距離でした。普段グーグルマップを使っているとタイムラインからこのような履歴を見ることができます。うかうか怪しいところには行けませんね((笑))

積み材から敷材までいろいろとみることが出来ました。カタログでみるのとは違う素材の表情やサイズ感。百聞は一見に如かずといいますが、実物をみるのがやっぱり一番理解が深まります。

乱形石も背丈ほどあるものは力強さと存在感を感じずには入れません。カタログで眺めているだけでは感じれない、沸々と沸き上がる「取り入れてみたい」という思い。実際にみることは大切なことです。

常滑の展示場は主には物流センターですが、展示スペースも備えておりいろいろな石積みや石貼りの例を見ることができます。石は素材の持つ個性も様々で、それにあった仕上がりも様々です。荒々しくもあり繊細でもあり、石って本当に面白いですね。

金網で造られた塀はおしゃ楽さんレコメンドの「ガビオン」面白いですね。

敷材も大判がやはり宜し。一枚一枚表情が違うものが隣り合わせに並ぶことから生まれる模様。ならではの仕上がりです。

石材の表情を感じることができますか?人工のものには持てない石の表情や色、質感、湿度によって変わる色、経年変化からくる味わい等色々楽しめる要素があります。

おしゃ楽さんは石積み教室という石積みの啓蒙活動にも力を入れられており、この展示場の一部には石積み教室の片鱗がみられるような場所もあり、しげしげ見つめてしまっては、沸々と湧いてくる衝動が抑えられなかったのです。私は主には設計・現場監理の立場であり、石が積めるわけではありません。しかし積んでみたいという衝動にかられるんです。

おしゃ楽さんおススメのストーンデッキについてのチラシ。。ウッドデッキ、タイルデッキに続いて、アウトドアリビングに欠かせないデッキにもストーンデッキをお勧めしたいという内容です。デッキの素材選びには一長一短があり、どれがマッチするかはお客様の好みやライフスタイル、施工条件により千差万別です。ストーンデッキという言い方をこれまであまりしてこなかったのですが、なるほどストーンデッキもあっていいですよね。このチラシのなかに、CO-DE GREENのモデルガーデンの写真も入っていたりします。ありがとうございます。

ストーンデッキではないですが、弊社のモデルガーデンの一部には石貼のサークルスペースがあります。子供たちの激しい動きにもビクともしない耐久性、キズなんて気にもならない。火や水にも強いタフな素材でデザインしたこの場所は、バーベキューや子供の遊び場、学校でのレクリエーションの練習の場等多目的に使える場所になります。そして、雨が降るとしっとりと湿った石の表情はまた違った色の深みを味わうことができます。

石貼りに移る目地にも凹凸があるので、光があたる加減で石ならではの映り方があるのが画像からわかっていただけると思います。タイルには無い表情といえます。タイルにはタイルの良さがあるんですけどね。

また石は厚みがありますので、積み上げていった時の立上りの表情も石ならではです。画像の中に映るベンチの下にある層状の石積みがそれになります。

そんな石という素材も実際は使っていくうちに汚れてくるものです。そんな汚れも経年変化として目にはうつり、それほど気になりませんが簡単なお掃除で綺麗になります。もうおなじみの高圧洗浄機があれば少々の汚れは、とても綺麗に取れてくれます。

高圧洗浄機であっという間に、汚れという一枚皮を剥ぎ取って、すがすがしい表情が再び現れて、心も洗われます((笑))。

十二分におしゃ楽さんを堪能した後は、常滑市の観光もしてきました。常滑市は昔、窯業が左官で土管や焼酎の壺などがたくさん作られていたそうです。そんな街並みを楽しめる散歩道があり、そのうちの1コースを歩いてきました。焼酎の壺で土留めがされているこの散歩道、面白いですね。なかなか見れない風景でした。

独特な絵面が楽しませてくれます。その再利用のされ方にも興味津々。擁壁に壺や管が使われているのが、やや不安を感じずには入れませんがその感じがまた魅力なのでしょうか。

強行スケジュールで行ってきましたが、なかなか実のある一日でした。。。。。