2021
8/20

一緒に育てよう!コープ協同学苑 カラーリーフと草花の寄せ植え

このブログは、2021年6月5日に、兵庫県三木市にあるコープ協同学苑さま主催の「カラーリーフと草花の寄せ植え」講習会に参加いただいた皆さんへ、植えこんだ植物たちを一緒に育てていこうという企画のブログになります。勿論、どなたでもご閲覧いただけます。

<6月5日>

本日、コロナ禍における緊急事態宣言ですが、三密を回避しながら屋外での講習会を開催させていただきました。本来なら5月に開催予定でしたが延期になり今日に至ります。今回の寄せ植えの特徴をいくつか書きます。

まず、ルーツポーチというペットボトル再利用の布製の植木鉢。これは非常に通気性に優れ、価格的にも安価で、軽く持ちやすいという素晴らしい植木鉢です。しかも持ち手があるものを選べば、運ぶのにも非常に便利です。このルーツポーチを使って寄せ植えを作ってみましょう。

使用する植物は以下の4つです。

①パープルファウンテングラス②ペチュニア③ウエストリンギア バリエガータ④グレコマ バリエガータの4つの植物を使ってアレンジしていきます。

まず、用意した培養土に緩効性肥料の中でも群を抜いて優れている肥料、マグァンプK中粒を土8L当たり40g混合していきます。5g/Lを目安にしてください。一年間ゆっくり効きだします。また特徴として植物の根から出る物質である根酸という物質により反応して溶け出す特殊な肥料です。植物の生育に合わせて溶け出してくれるので肥料のトラブルがほとんどない優れた肥料です。

しっかり土と混ぜ合わせてあげましょう。

寄せ植えで大切なことは何と思いますか?

いろいろありますが、初めてする場合の寄せ植えでは特に気を付けてほしいことがあります。

●まず、土の高さ。鉢の縁から3㎝程度下がっていなくてはなりません。答えは簡単です。お水を与えた時に水が一時的に溜まって置けるスペース「ウォータースペース」を確保するためです。

●そして、植え付ける植物の天端の土の高さと、植木鉢内にこれから入れていく土の高さをきっちりそろえてください。揃えないと、土に溺れてしまったり、逆にポットの土が浮き出していると乾きやすくて水やりが追い付かないという状況になってしまいます。

●最後に、苗と苗の間の土が充填できずに隙間をつくってしまうと、生育に影響します。しっかり土を充填していきます。道具としては割りばしでも十分です。割りばしで隙間が無くなるように詰めていきましょう。これは大切な作業です。

最後に4つの苗を配置していきます。内容はほぼ決まっています。まず、一番背が高くなるパープルファウンテングラスが一番後ろ、そして中断にはウェストリンギアとペチュニア。そして最前列にはグレコマを配置します。グレコマは垂れ下がるので前面がお勧めです。

しっかり土が詰め終わりましたら、植木鉢を少し床にトントン打ち付けてみたりして、土を隙間なく馴染ませていきましょう。これが出来ていないと、お水やりしたときの水がその穴めがけて通り過ぎていきますので、場合によっては乾きやすい状態を作ってしまうといえます。勿論乾燥によって苗が傷んでしまうことにもなります。

講習会ではここまででしたが、帰ったらすぐにお水やりをしてあげてください。土の容量は8Lです。この土の性能にもよりますが、良い土の条件として土全体を1としたときに、≒3割がお水が留まる場所と想像します。すると8Lの3割は2.4Lになり、この量がお水が留まる量になります。

実際は、重力に引っ張られて流れ落ちる水もあれば、鉢内の土の保水力により留まる水もあります。2.4Lを目安にしてしまうと、恐らく足りませんので、その上の量を与えてくださいね。そして鉢がずっしり重くなったら、その重さを覚えておいてください。

次お水やりをするのは、鉢が軽くなったころです。さて次回7月月初の更新をお待ちください!

<6月27日>

初の更新となりました。日頃のお水やりはしっかりできていますか?乾いたら与えるが鉄則です。鉢の重さを手で持って感じて、乾きすぎて萎れる手前の重さと、しっかりお水を与えたあとの重さを感じましょう。

さて今回は肥料のことについて書いてみたいと思います。

肥料は植え付け当初のマグァンプKの元肥が長期間聞き続けるのですが、元肥だけでは十分ではありません。追肥を与えるタイミングは植え付けからおおよそ1ヶ月後位からです。

与えすぎたらよくないのは当然なので、どれ位与えたらいいが難しいところです。

お花の咲進む様子が衰えてきたり、植物の葉っぱの下の方(古い葉っぱ)が黄色くなってきたら一つの目安です。

今回使う肥料は緩効性肥料のプロミックという肥料です。プロミックにはいくつか種類があるのですが、「いろいろな植物用」を使います。

ホームセンターで手に入ります。少し高めの価格なのですが、肥料は安物には手を出さずに、ある程度信用性の高いメーカーさんのものを使いましょう。今回のプロミックはハイポネックスさんの商品になり、ロングセラーの商品でもあります。

窒素:リン酸:カリ=12:12:12の割合で配合されています。少し割合が高めの肥料なので、与える分量は必ず袋の裏の表記を守りましょう。今回の鉢くらいで有れば4粒を置き肥として与えます。株の根元に直接触れるようなところではなく、少し株元から離してあげた方がいいです。

緩効性肥料というのは、お水やりとともにゆっくり効く肥料です。まず初心者の方には簡単な肥料なのでお勧めですし、しっかりとした肥料成分なので生育も促されます。

おおよそ2ヶ月の効果持続が見込めますので、2ヶ月経ったらまた4粒を置き肥として与えます。

置き肥は、肥料切れをさせるリスクが少ないので初心者にお勧めですが、安い肥料は溶け出す量が水やりによって多すぎることがあるので注意が必要になります。

他にすることはとにかく花柄を摘むことです。ペチュニアは特に花柄摘みをサボると、咲きにくくなりますので頑張って花柄摘みをしていきましょうね。

<7月6日>

2回目の更新になります。今回のテーマは「ピンチ(摘心)」です。

混み合った部分の密度を減らし、風通しを良くするために行う作業です。寄せ植えの中で、パープルファウンテングラスはよく育っているのではないかと思います。地際から葉を出し株を太らせていきます。限られたポットの中ではある程度生育を制御しないと、他のお花たちの育つ場所を奪ってしまうことになります。

写真のように混み合った状態がよくわかりいます。パープルファウンテングラスの根元から葉っぱを切ってください。葉を減らすことでスペースの確保ができると同時に、生育をコントロールすることにもなります。

これからも葉っぱはたくさん出てくるので、臆する事なく切りましょう。

続いてグレコマです。

垂れ下がった様子もまたいいのかもしれませんので、好みで良いと思いますが、あまり長くなると、植木鉢とのバランスが悪くなりだらしない印象にも見えてきます。

植木鉢の置き場所により、どれくらい切るかは変わりますが、少し地面より高く置いているのなら、少し垂れ下がるくらいがいいと思います。

髪の毛をすくようにハサミで切ってください。切る位置は、茎と葉っぱの付け根の近くで切るようにしましょう。この時に葉っぱがモサモサして多いようで有れば、間引くように本数を減らします。混み合った状態は植物にはよくありません。風が当たらない部分は組織が弱くなり、害虫や病気にも弱くなります。

どんな植物でもそうですが、混み合って来るのを回避するために、摘心(ピンチ)して空間を開けてあげる作業はとても大切です。花柄つみも兼ねてやると、ペチュニアにとってはよく咲かせるためのテクニックです。

ではまた次回!

<8月6日>

3回目の投稿になります。皆様の寄せ植えではパープルファウンテングラスが穂を上げてきた頃ではないかと思います。2枚目の写真は参加者さんの写真になります。(実は私の母です)

結構ボリュームが出てきて、水やりがほぼ毎日になっていると思います。最初は植物も小さいので水を吸う量も少なかったですが、育っていくにつれて、根もたくさん張り水もたくさん吸うようになります。毎朝たっぷり水を与えても、最近の暑さでは夕方には水不足気味になるのではないでしょうか。こちらでは毎朝タップり与えています。勿論、水やりの後は鉢の重さを確認しています。重たーくなっていたらオッケーです。

一方でペチュニアが咲かなくなってしまったという方も多いのではないかと思います。

考えられる理由はいくつかあります。

まず、パープルファウンテングラスが大きく育ってくるので、陰になって日が当たりにくくなっている。

そして限られた鉢の中で肥料の奪い合いが起こります。追肥ができていなければ生育旺盛なパープルファウンテングラスやグレコマなどにも肥料分を取られているので、肥料が大好きなペチュにはには不足してしまっていることが大きい要因だと思います。解決策を考えてみます。

まずすることは追肥です。

すぐに効かせたい場合は液肥を使います。手軽なのはハイポネックス液肥です。

ホームセンターで手にはいります。これを500倍に希釈してお水やりと同じようにたっぷり与えます。液肥のキャップが計量カップにもなっています。キャップ満タンで20mlになります。

私の使うジョーロは8Lになりますので、8mLなら1000倍、16mlなら500倍希釈ということになります。肥料は正しく計ってください。極端に間違えると植物は枯れることになります。

液肥だけで栽培をする場合は一週間に1回のペースで定期的に与えていきます。

肥料を入れてからお水を入れますが、半分くらい水を入れてから軽くふりまして攪拌します。そして最後までお水を足し入れます。ムラなく混ぜるための方法になります。

これをそのままお水やりのように与えればいいわけです。

与えるタイミングは、少し渇き気味の頃がいいですよ。しっかり湿っている時には土の中に止まりにくいので、かといって極端に乾燥していると、土に弾かれて流れ出てしまう分も多くなります。少し湿った状態がいいと思います。

ハイポネックスの他に、微量要素(ビタミン剤のようなもの)を与えるための液肥にリキダスというものもホームセンターで手に入ります。ハイポネックスは窒素・リン酸・カリという三大栄養素を与える液肥ですが、リキダスは、カルシウムであったりアミノ酸や各種ミネラルを含む活力剤のようなものです。鉢栽培の場合で、夏のように毎日水やりと乾燥を繰り返す時期は、水やりと同時に肥料を失いやすいので、こういった微量要素分も定期的に与えてあげる方が植物の生育には良いと思います。

これらも同じように希釈して使います。毎週与える場合は1000倍でいいと思います。夏の間は毎週1回で与えていきながら、様子をみて減らして行ってもいいのかなという感覚です。

あとは置き場所と方角を選んで、ペチュニアが南側に向くように置いてあげましょう。東に向いていたら午後から影になりやすいので。

私の寄せ植えもペチュニアの育ちが遅れていますので、今後の様子をまたみていきたいと思います。

そして、パープルファウンテングラスが大きくなりますので、前回のブログに書いたように、株元から葉っぱを切除して、植物同士が混み合ってしまっているところは、場所を開けるようにしてあげましょう。これは必ずしてあげてください。

では引き続き育てていきましょう!

もし良ければ皆さんの生長の様子を写真にとって送ってもらえたら嬉しいです。メールは

a-sakai@codegreen.jp

まで送ってください!

それではまた次回!

<8月20日>

このブログを閉じないといけないことになってしまいました。

なぜならお盆休み中の豪雨により、私が育てていた寄せ植えが、おいていた場所のすぐそばの水路へ落ちてしまったようで、そのままつながっているため池まで流されてしまったようです。朝起きてみると、寄せ植えが消えていたのに気づいたので慌てていってみると、ものの見事に消えていました。察するに風が強かったので、水路へ落ちてしまってそのまま流されてしまったのは、おおよそ見当がつきました。

 

ペチュニアを元気にしてからブログにアップしたかったのですが、無くなってしまってはどうすることもできません。。。。。。無念です。

 

皆様の寄せ植えはどうですか?私の母(参加者の一人)の寄せ植えはペチュニア以外は元気に今でも育っています。

今回の寄せ植えでは、パープルファウンテングラスがイネ科の生育旺盛な植物なので、ペチュニアを覆い隠すように育ったので、こまめにかぶさってくる葉を取り除き続けないと、ペチュニアへの日射量がへってしまうことになります。また肥料の奪い合いが起こっていることも確かです。ペチュニアは肥料好きな植物ですので、追肥を怠ると花は咲きにくくなります。パープルファウンテングラスも同じく肥料好きなので、奪い合いの中でペチュニアの生育が弱まっていくことがありますから、追肥を怠らないことが大切になってきます。

置き肥を定期的に与え続けていくことも、今回の寄せ植えを維持していくのには大切なことだったと思います。

 

もうちょっと続けていきたかったコーナーではありましたが、今回のブログはこれで終了となります。。ご覧いただいていた方には本当に申し訳ございません。

また次回、講習会などでご一緒する機会がありましたら、この教訓を胸に、水路に落ちない場所で管理していきたいと思います!

 

 

BLOGの一覧へ