道路側によくある植栽帯。
植えてからずーっとそのままになってませんか?
樹木は植え替えることはしないかもしれませんが、多年草は10年も経てば増えてしまって、ごちゃごちゃしてきます。
この事例てば、アガパンサスとシランがメインで、初雪カズラという蔓性植物も混じっています。
おおよそ5年くらい経つと多年草は大きく生長し、混み合い、押し合いへし合いしてきて、見た目も生長環境でも、悪くなってきます。
一旦リセットしてあげると生育も改善してきます。見た目もスッキリして、また、綺麗にしたくもなるものです。
流れは
①掘り取り
②土壌改良
③株分け
④植え付け
⑤灌水
時期は冬場は枯れてしまうものなら枯れて休眠しているうちにするのがベストですが、常緑の多年草は元気なうち、花の咲く前が良いです。
混在していると、時期を分けるのは難しいので、それぞれ加減して作業します、
常緑のものは割と細かく分けれますが、落葉のものはできるだけ大きく掘り取ってあまり細かく分けないように(根を痛めるのを最低限にしてあげる)するといいと思います。
このような必要性すら知らなかった方は、この機会に参考にしてもらえたらと思います。
植栽して10数年たつと、このように込み合ってしまって、さらに混じってしまって雑然とした様子。
込み合ってるところを掘り起こし、株分けをして再度、植えなおしたときの様子です。
どんどん掘り起こしていきます。根もたくさん張り巡らされていて、掘り取るのも一苦労。
土壌改良材を投入していきます。私の配合は、既存土に加えて、バーク堆肥が≒2割 ホワイトロームが0.5~1割 そしてベラボンというヤシの繊維を使った改良材を0.5~1%を混ぜ込みます。
これはアガパンサスというお花です。分けやすそうな株に分けて、その間にスコップもしくはハサミで切断していきます。
このアガパンサスは常緑なので、掘り取って移植するのはお花が咲く前が一番元気があって、移植のストレスにも耐えます。
この場所では、ハツユキカズラが這いまわっていて、丁寧に取り除くのに一苦労でした。
アガパンサスの根っこのほうにもハツユキカズラの茎が入り込んでいます。横からすっぽり抜くようにして取り除きます。
アガパンサスを植木ハサミで真っ二つにしたところです。
新しく土壌改良した花壇にもう一度植えつけていきます。
この時ポイントは、根と土とを密着させることです。これによりスムーズに根を下ろしていきます。根と土との間にすき間があると、植物の活着を阻害したり、水分が乾きやすくなったりと問題が出てきます。