2016
4/07

芽吹き・開花 春めくお庭のスナップ写真

4月に入り、桜も満開の今日この頃です。植物好きにはたまらない季節がやってきたといえます。お庭をプランする人間として緑のある暮らしの素晴らしさをこのブログに綴ります。寒かった冬、枯れてしまいそうな植物の葉、なんか寒々しい景色から一転して春の装いへと変わっている最中ですね。緑のある暮らしの中の魅力の一つに「変化」があると思います。装い新たに変わっていく姿、劇的に美しく変貌していくのが早春から春にかけてとなり、日本の四季を感じます。

今回はお庭の芽だしや開花の一部を紹介します。

アネモネ パブニナの開花の様子。この花は花壇に地植えしてこそその魅力が生きてくるように思います。この花は知人の横山直樹氏により大切に育てられた株を譲り受けました。花の大きさや色にもバラエティがありそうです。園芸店で売られているところも増えてきてくると思います。見つけたら手に取ってみてください。私はこの紫と桃色が混じったようなこの色が大好きです。ガンガンと花芽が上がってきます。開花時期も他の宿根草に比べて少し早いですね。

「春一番ツツジ」 一般的なツツジより開花時期が早いツツジの品種です。ピンクの色は上品な色でケバケバしくないのでお勧めです。ここではまだ株が小さいので開花のボリュームが定かではありませんが、サツキツツジのようにガバッと咲くよりはパラパラと咲いているので少し上品な感じです。春一番という名前もまたいいですね。

「斑入りヤブラン」 古い葉とは一変して鮮やかな緑と黄色の斑入りの葉がぐんぐん伸びてくる様子が春を感じさせます。よく公園などで植えられています。ということは丈夫ということになります。冬場に、葉が痛み、地面に這いつくばるので冬の間は地上部から20cmほどのこして切ってしまった方がスッキリします。ヤブランには他にも品種があります。このような線形の葉は植栽野中でもアクセントになりますので、私はよく使います。

「リキュウバイ」

梅に似ていることと、茶花として利用されていたところから名づけられたようです。上品な白い花は背景のカラーリーフと相まってとてもきれいです。

「バイカツツジ」

ツツジの仲間です。梅花(バイカ)からきているのは、花が小さく白いことからのようですが、梅の花とは少し違います。薄暗い林の中でひっそりと自生している樹木です。樹形もきゃしゃなところが魅力です。日向は弱いので半日陰から日陰のほうが機嫌がよいようです。開花は木漏れ日ある半日陰くらいがよく咲くと思います。

「アオキ」

力強く大な葉を展開し始めたときの様子。芽出しの時は柔らかいので傷つけるとその後の葉には切れ込みや変形ができてしまいます。そーっと見守りましょう。和風の趣がありますが、品種によっては洋風にも十分対応できます。サルフレアやピクチュラータ等斑の入り方によって選べます。日向には向きません。特に南から西の日が当たるところでは生育が衰えます。葉が焦げたように黒くなったりします。

「セアノサス “マリーサイモン”」

一般的なセアノサスよりも耐暑性がある品種です。花はこれからですがうすピンクが可愛らしい花です。新しい葉が展葉してきています。この時期でもアブラムシ等がついているときは素早く退治することがおすすめ。葉の形がイジケタように丸まってしまったりとその後の葉の見栄えが悪くなります。。

薬を使うか、無農薬で牛乳散布という方法もあります。アブラムシの気門を牛乳の膜でふさぎ窒息させるようです。薬よりか効果は下がると思います。

「ギボウシ」

葉の斑入りの変化にとんだ植物です。大きいものから小さいもの、斑の色も様々。山草といわれる中にウルイというものがありますが、ギボウシのことです。これは食べれます。早春の天ぷらなどとしてお勧めです。たまにスーパーにも並んでいますので、是非お試し下ください。食感が売りのように個人的には思います。斑入りの園芸品種はおいしいのでしょうか?また今度試してみよう。

 

「プルモナリアとエゴポディウム」

プルモナリアは美しいブルーの花が売りの多年草です。忘れなぐさのブルー、わかりますか?澄んだ水色ですがそのワスレナグサと同じムラサキ科の植物です。個人的には大好きです。耐暑性に劣るので、直射日光を避けてた場所(半日蔭)であれば、比較的丈夫なので育てやすいです。他にもピンクの品種もあります。背景の黄緑の葉はエゴポディウム。セリ科の宿根草です。冬は枯れて何もなくなりますが、春になるとにょきにょき出てきます。性質は丈夫で良く広がります。直射日光は嫌うので、半日蔭~日陰がいいでしょう。

「コデマリ “ゴールドファウンテン”」 黄葉のコデマリです。新芽の黄色は本当に綺麗です。夏にかけて葉が固まっていくと緑色に近づいていくので最初の澄んだ黄色の発色は失われていきます。葉焼けや虫等なにもない綺麗な色は今だけ見れる色だと思います。アブラムシがよくつきますよ。

 

「ヒューケラ “キャラメル”」 近年、ヒューケラはカラーリーフプランツとして品種も多くなってきました。中でもこの品種の生育が一番強いように思います。育ちも大きいです。冬の間、葉が固まって、縁も枯れが見られる状態でしたが、春を迎えると勢いよく新しい葉が展葉しました。ヒューケラの写真の株元は冬を越した葉で大きくきれいなのがこの1週間の間に伸びてきた葉です。

カラーリーフ等もお庭のアクセントになります。この時合わせ方として、葉形、大きさ、色まで気を付けて、同じようなものが並ばないように植え込んであげると、隣通し似通らずに、それぞれの特徴がよくわかり美しく見えます。ヒューケラの横の緑の葉は ビブルナム ティヌスです。ビバーナムともいわれますが、私は教わった先生の影響が大きくビブルナムと呼んでいます。[Viburnum]の綴りですからどちらでもよさそうですね。一般的にはビバーナムと呼ばれる方が多いような気がします。

 

最後に「イヌガシ」です。常緑の小高木にあたり、クスノキ科ですので、葉はクスノキとよく似ています。クスノキよりもスリムな葉です。葉の展葉の仕方が面白いですね。垂れ下がった犬の耳のような、、少しビロード状でもあるので柔らかい印象です。

 

植物によっていろんな芽だしや開花の様子を見ていただきました。いかがでしたか?花が一面で綺麗のもいいですがこのような見方、感じ方もお庭の楽しみ方の一つです。葉の出てくる時期が一番変化に富んでいて期待や希望や育っている成果を目の当たりにできるので私は好きです。うっかりしていると逃してしまうこの季節に、じっくりお庭の植物を観察してみてはいかがでしょうか。またこんなお庭を造ってみたいと思われた方!!是非ご相談ください。写真1枚1枚で見ると個別の話ですが、これらを組み合わせて空間ととらえたときはその魅力ってもっとひろがるような気がしませんか?

 

BLOGの一覧へ