一緒に育てよう!2019年ライオンズマンション守口 秋冬菜園教室

Maintenance一緒に育てよう!2019年ライオンズマンション守口 秋冬菜園教室2019/12/21

12月21日です

種まきしてから1カ月半くらい経ちましたね。皆様のベビーリーフはどれくらい育ちましたでしょうか?こちらは、日当たりの悪い室内から主に屋外で育ててきました。白いカバーはつけずにこれまで育てました。害虫の被害はもうないくらい気温が下がってます。お水やりと通算2回の魔法の粉の施肥をしてきました。

 

写真は講習会に撒いた種と、その1週間前に撒いたものです。どちらも本葉が見えてきて、いつでも食べてオッケーな状態です。無農薬だし、そのまま採って食べたりも時にはしてました。

さて!いよいよ収穫ですが、方法は簡単です。根っこから引き抜いてください。その時に注意するのは、全部一気には収穫しません。一番大きな苗(本葉がおおきいもの)だけを間引くように抜いていきます。本葉4~5枚程度のものを抜いていきます。できたら一カ所から集中して抜くのではなく、まんべんなく間引いていけたら理想です。間引く時はハサミをつかって、土の際で切ってしまうほうが、ほかの苗の根を痛めないのでお勧めですよ。

収穫したベビーリーフは、ルッコラ、コマツナ、ワサビ菜、水菜ですがさてどう、料理しましょう。今回はお父さんでもできる!?ベビーリーフサラダの紹介です!収穫が終わった植木鉢は、また大きく育ってもらいましょう!

ベビーリーフをすべて水洗いします。そして、用意するのは

①生ハム。②塩 ③オリーブオイル ④ハーブ入りのチーズです。

まず、生ハムを細切れにしてベビーリーフの器に入れます。そしてハーブ入りのチーズを小さく刻んで投入。その後、塩を少々。オリーブオイルを結構たっぷり。最後に醤油をちょっとだけ加えて、、、、ハイ出来上がり!早!

なかなか美味しいですよ!簡単ですし、いろんな野菜を楽しめます。ルッコラが一番香りが強くてよくわかりますが、新鮮な野菜を食べれる幸せを感じれる素敵なサラダです!

皆さんがどのように育てることができたのか、、、、とても気になってます。

 

よかったら、以下のメールまで育ち方とか料理の写真を送ってもらえたらとってもハッピーです!

a-sakai@codegreen.jp

 

長らくお待たせしました。発芽した!という投稿から10日くらいたちましたか、、、。ちらちらブログを覗いていただいてましたでしょうか?ちょっと忙しくてblogの更新が遅れて今いました。すみません。そろそろあの魔法の粉の出番がやってきたころです。

まずこちらの様子ですが、発芽して以降自宅の南の窓際で管理してきましたが、どう育っているでしょうか?

結果としてはヒョロヒョロに育っています。

私の自宅は、南側にベランダがないので、窓辺で育てていますが、朝日があたらず、9時ごろから日があたり、14時ごろにはまた日が当たらなくなるという条件です。そして、私の住む兵庫県三木市ということろは寒いと夜は-2度までさがってしまうところですので、皆さんの住んでいる場所よりは寒いところになります。なので、おそらくマンションの皆さんのほうが早く育っているのではないかと想像しています。

植物は日照不足だと、写真のようにヒョロヒョロと細長く育ちます。これを徒長(とちょう)するといいます。かいわれ大根といえばイメージが付きやすいでしょう。おひさまが当たらないことで植物はおひさまをもとめて上へ上へと伸びていくことでそうなります。植物も重力を感じて上と下がどっちか、おひさまがあるのはどっちかというのを遺伝的に知っています。なので上へ上へと伸びてしまうのです。

そこで比較してみましょう。写真の右側の鉢は、講習会の時に持っていてた見本の鉢です。1週間早く撒いた種ということと、育てた場所は屋外の日当たりの良いところ。白いカバーはかけずに冷気にもさらされる状況で今日まで育ってきました。違いが判りますか?

1週間早く種を撒いているので早く育っているのは当たり前です。本来は同じ日に種を撒いた者同士で検証するほうがよいのですが、この場合においても明らかに育ちの違いが判ります。次の写真を見てください。

それぞれから5~6本ほど根から抜いてみました。違いがわかりますか?右と左とでは種まきした時期は違うとはいえ次の点に着目してください。

①右のほうが茎や葉がしっかりしている。左のほうは一見して長さは長いですが、細い。

②左のほうが細いが故に折れ曲がったものが多い。弱そう。

この段階ではしっかりしているかそうでないかだけでもわかればGoodです。左のほうが1週間たったとしても、同じ条件下で育っていたら右のようにはなりません。

「徒長する」ということは植物にとっては生育が健全とは言えません。徒長が起こるのは、日照不足や屋外気にあたらず、風にも触れないヌクヌクと育ったよわっちい状態を言います。

したがって、徒長させないためには、太陽にしっかりとあてて、風にも吹かれるような屋外で育てることが大切です。

囲まれた刺激を受けない場所にそだてば軟弱に、ヒョロヒョロと育ってしまいます。

さて、皆様の鉢の植物たちは本葉が出始めてますか?本葉とは、ハート型した子葉(最初に開いた葉)とは全く異なる形をした葉のことで、この葉が本来の植物の葉の形になります。

本葉が出始めるころから液体肥料を作って与えていきます。

今回使うお渡しした肥料は「尿素」と呼ばれる肥料です。この肥料は主にチッソを含む肥料になるのですが、この「チッソ」とは何なのか!?

植物にとっての3大栄養素の一つです。3大栄養素とは チッソ-リン酸-カリです。

そのうち、チッソは主に植物の葉に作用する栄養素です。この窒素をたくさん与えると葉っぱの緑は濃くなり、葉の大きさは大きく育っていきます。

まず、1Lのお水を用意します。そしてお渡しした尿素を3g測ってお水の中に入れます。尿素の肥料は主にチッソになります。チッソはお水に溶けやすく、植物はお水と一緒に根から吸収しやすい肥料なのです。その分濃いすぎるとその反応も出やすく、与え過ぎると枯れますので気をつけて適量を守りましょう。

一方、水に溶けやすいということは、水と一緒に流れやすいということで欠乏しやすい肥料とも言えます。

 

葉を食べる野菜については、簡単に説明すると葉を美味しく食べたいので葉が大きく育つ必要があります。なのでチッソ肥料をあたえるのです。もっと追及するとチッソだけでは成立しないのですが、まずはチッソ肥料の特徴を知ってもらえたらと思います。

与えるときは幼苗が倒れないようにやさしく与えてほしいのですが、どうしても倒れてしまう場合は、お皿に溜めて下から吸わせる方法もあります。

液肥を与えるときは、土が乾いた状態で与えるのが良いです。土がしっかりと液肥を吸い込むからです。とは言えまだ小さい幼苗の場合はそれほど水を吸収しないので鉢の水分はなくなりにくいのです。だから、お水やりをした後というよりは、乾き始めているころ合いを狙って与えましょう。

注意点としては、今の時期限定ですが、与えた後、鉢皿にお水がたまった状態は半日程度までにしておきましょう。半日たってもなくならない水分は余分な水分です。直ちに捨ててください。でないと、鉢の土はいつもぬれた状態になり、植物の根は腐っていきます。

もし、時期が春から夏であれば直ちに捨てなくてはなりません。お水がお湯に変わり根にダメージを与えてしまいます。

 

さて、液肥を与えてから2~3日程度で、なんらかの反応があると思いますよ。今は季節的に寒いので生長度は少ないですが、今までよりも少し大きくなったように感じると思います。

 

もう数本収穫して、食べてみてください。ルッコラならゴマの風味を感じれると思いますし、カラシ菜ならピリッと辛い風味を感じることができます。付け合わせにも十分使えますよ。

 

ではまた次回!

皆様、種まきしてから数日が経ちましたが、発芽は順調ですか?こちらは種まきしてから4日で発芽しました。講習しながら種まきしたので、かなりむらがあります((笑))

温度が適温であれば3~4日で発芽します。屋外の場合は少し5日~7日かかるかもしれません。こちらは室内で発芽させましたので通常の日数で発芽しました。

明け方でしたが、発芽を確認したときの写真です。うちは、ベランダが南側ではなく西側にあります。日当たりが悪いので、南の窓辺に置いてあります。朝日が当たらず、10時頃から日が当たります。できたらもっと早朝から日が当たる場所のほうがいいですよ。

同じ日の夕方の様子です。光量不足だと一日も経たないうちに、このように伸びた感じになります。かいわれ大根がいい例ですが、日があたらないと日光を求めて上へ上へと伸びてしまいます。

何が割るかというとこの場合は、お水やりするとベターと倒れてしまいます。今回はベビーリーフということで、多少の伸びた姿(「徒長する」と言います)くらいは問題ないと思いますので、ご安心ください。

不織布の防寒シートは、晴れた昼間は外してあげてください。そのほうがしっかり育ちます。

風に、外気にあたらないと、葉っぱは軟弱に育ちます。夜になれば屋外の場合は不織布シートをかぶせてあげてくだいね。少しでも冷たい風や温度を下げないためです。

それではまた次回!次は肥料を与えるくらいのタイミングになります。本葉が開くころです!

2019年11月23日

秋冬菜園教室で作ったベビーリーフ栽培の実践をみんなで共有する内容です。今日から収穫を終えるまで、無理しない程度で更新いたします(笑)

発芽から日常の管理、追肥まで一緒に頑張りましょう!

発芽は5日〜7日ほどで始まります。

乾かさないように見守りましょう。

そして今回の種まきの時期は、遅すぎるくらいの時期です。

防寒対策をしっかりして、出来るだけ沢山か太陽の光にあててあげてください。

そしてお水やりは、あげすぎないように注意が必要です。冬の水やりは、土が乾くまでしっかり見届けてからお水やりをすることが大切です。

生長はゆっくりなので、気長に収穫できる日を楽しみに!

それではスタート!