2019
10/09

タマリュウの株分け~ガレージの目地がタマリュウの場合のお手入れ~

外構の中でガレージの目地にタマリュウを植栽している例は多数あります。狭いスペースでも丈夫に育つタマリュウですが、育ちすぎるとお手入れなしでは放ってはおけません。今回の事例は、お客様のメンテナンスでタマリュウの株分けをした実況報告です。

目地に植栽したタマリュウですが、育ちすぎると足を取られるほどに盛り上がってしまいます。放っておく訳にもいかない場合には株分けという方法で育ちすぎた株を制御することができます。

とにもかくにも、タマリュウを目地から取り除きます。根が張っている場合は結構力のいる作業になります。スコップでは間に合わないでしょう。⛏つるはしの小型のものが使いやすいですが、土に突き刺して根ごと掘り出していきます。

土から取り出すと、株はびっしり育って増えています。窮屈になって息苦しそうな様子です。株分けという作業は、この状態から隙間を作って植え付けができるように一体化した株を分割する作業のことを言います。

株分けが可能な植物は掘り起こした株の根元をみて判断できます。タマリュウのように一つの個体がいくつも重なり合って密集して育つような植物は株分けができます。一つの茎から分枝して別れている場合は株分けができない植物になります。タマリュウは写真でみても株分けできそうのなのがわかります。株分け作業にはよく切れるハサミが必要になります。引きちぎって分けると植物へのダメージが大きく、回復も遅いので、鋭利な刃物で切り分けていくようにしましょう。つながっていた株を分割していきます。

 

分けた株を、間隔をあけて再び植え付けていきます。こうして株分けは完了です。

手入れしてから1か月半経過した様子です。株は少しずつ生長を始めていました。込み合った状態から少し余裕ができてスッキリしましたね。

 

さて、もう一つの方法で目地のタマリュウのお手入れをしてみましょう。どうしても株を引き抜けないような場合は、そのまま刈り込んでみてもいいでしょう。私も今回が初めてでしたので記録を残すようにしました。

刈込ハサミでザクザクと刈り込んでいきます。根元にある生長点を気づつけないように刈り込んでいきます。深く刈り込みすぎると生長点を刈り取ってしまうことになるので、タマリュウは枯れてしまいます。

かなりバッサリ刈り込みましたが、これでオッケーです。さて1か月半経過した様子を見てみましょう。

再び、びっしりと生えそろいました。綺麗に育ってますね。生えそろうまでには1か月ほどかかるようですね

写真のようにタイルに囲まれているような目地の場合、タマリュウを取り出そうと道具を使ってこね繰り返すと、タイルを気づつけてしまうこともあります。どうしてもタマリュウの株を目地から取り出せない場合は、刈り込むだけでもタマリュウは刺激されて、生長してくれます。

 

このようにして、目地のタマリュウを管理してあげると良いでしょう。

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