2019
8/12

君だけのコケ丸君を作ろう!コケ玉づくり講習会

8月9日(金曜日)、夏休みも真っただ中の暑い日です。生協コープさんの協同学苑にて、夏休み子供向けコケ玉教室を開催しました。参加人数は少し少な目でしたが、その分子供たちとしっかり向かい合って、講習できたので良かったです。

コケが好きで参加してくれた子もいれば、家族の勧めでの参加の子供たちもいました。

まずは土づくりから。使ったコケ玉用の土は以下の配合です。

ケト土2:赤玉土小粒1:ピートモス1を混ぜ合わせて作ります。今回はコケ玉の中に別の植物も植えたので、土は少し通気性、排水性、保肥性を改善した配合です。

お皿の中で、3つの土を混ぜ合わせます。この時霧吹きでお水を加えながら混ぜていきます。水を入れすぎるとベトベトしますし、少ないとパラパラで団子を作りにくいので適度な水分を与えます。霧吹きを使うと微妙な調整もできるので便利です。

コケのほかにトキワシノブというシダ類の植物を使っています。試作品の写真では、エケベリア(多肉植物)を使いましたが、コケ玉の場合は多肉植物は不向きでした。コケ玉は湿度高めに育てていきますが、多肉植物は乾燥気味に育てていきます。この違いであまりうまく育ちません。

観葉植物や日陰にも耐える樹木の実生苗などが適しているでしょう。

さて、玉ができました。適度の湿り気があれば団子も綺麗に作れます。水分が多すぎると汚れが気になって作業もしにくいです。

団子ができたら、その周りにコケをまとわせます。今回はコケ玉ではお馴染みのハイゴケを使っています。理由は乾燥にも強く、育てやすいコケだからです。

ハイゴケは、這うように育つことからハイゴケと呼ばれています。乾燥に強いとはいえ、直射日光に当たっていると葉は黄色っぽくなります。半日陰くらいが葉色もきれいになりお勧めです。乾燥には強いですが適度な湿度のほうが、葉色が鮮やかできれいに育ってくれます。

ハイゴケには湿り気を与えるために霧吹きで水分を与えます。子供たち、みんなでシュッシュとやってくれました。

ハイゴケを玉の周囲にまとわせた後は、テグス(釣り糸)でコケが外れないように玉の周囲をグルグルと巻き付けていきます。テグスは細くて、透明で目立ちにくいのでお勧めです。

できたコケ玉に人形の目をつけてあげると、かわいいコケ玉のできあがり。

他にも手や足をつけて出来上がりですが、ここからは子供たちそれぞれのアレンジが個性爆発でとても面白いのが出来上がっていました。このアレンジが実は子供たちの目がとても真剣になっていた場面でした。

樹脂粘土で手足を作って、曲げやすいカラーの針金で腕や足、口、縄跳び!?などオリジナリティが出てきます。

コケ玉の出来上がりです。それぞれいろんな表情をもったコケ玉が出来上がっています。この2つは女の子の作品。やっぱりかわいいコケ玉の出来上がりです。

この作品は男の子の作品、さすが男の子の作品は、動きがありますね。ユニークで面白いです。

 

コケ玉作りの最後は、コケ玉の管理の仕方を勉強します。

まず

①置き場所は、直射日光を避けて、レースカーテン越しの光が入るような場所がおすすです。またエアコンの風が直接当たるようなところは、乾燥しやすいので不向きです。

②お水やりは、霧吹きだけでは間に合わない場合があります。最初、お水を張った容器にジャボんとつけます。10~20分ほど後には容器から出して、お皿の上にでも乗せてあげます。こうすることで、コケ玉内の土の中で水分をしっかり含ませます。この時のコケ玉の重さを覚えておきましょう。乾燥が進むとコケ玉が軽くなるのでその時は同じように水に浸します。霧吹きは表面の湿り気のみの水やりなので、両方駆使して適度な湿り気を保ちます。

③定期的に肥料もあたえます。コケは基本的に肥料をあまり必要としませんが一緒に植えてある観葉植物は肥料を必要とします。お勧めの肥料はメネデールの芝生の肥料。窒素、リン酸、カリをバランスよく、中でも窒素多めで与えることができる肥料です。窒素は葉の色をよくします。霧吹きに3~4滴入れて、霧吹きでお水やりと一緒に与えます。規定の倍率のさらに2倍ほどの希釈でいいと思います。霧吹きで与えるので、葉面散布になるのですが倍率は薄めにして通常の水やりと一緒にあたえると良いです。

ちなみに、お水につけっぱなしで温度が上がると、蒸れて枯れますので、ご注意ください。

以上の内容で講習会をさせていただきました。子供たちはとても喜んで帰っていきました。人数は多いと目が行き届かないのですが、今回はがっつりお相手できたので良かったです。みんなが上手に育てることができたらいいのですが。。。

 

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