家族のための、用途をわけたプライベートガーデンリフォーム

Works家族のための、用途をわけたプライベートガーデンリフォーム

兵庫県 三木市 さつき台 K様邸

「ご要望」

今回のお客様のご要望は、

・新築以降特に何もしてなかったお庭を、使えるようにしたい。

・既存のウッドデッキを撤去してほしい。

・草が生えないようにしたい。

・日よけ、雨よけができるようにしたい。

・家族でバーベキューができるようにしたい。

・子供たちの遊べる場にしてほしい。

という内容でした。

 

まず、今現状の空間を良く見て、どう使うのが使いやすいかを考えます。リビング正面のお庭ですが、リビングから出て左手も意外とスペースがあります。そしてこちらはガレージにつながっている通路にもなっています。狭い場合は特に問題になりませんが、広い場合はこのスペースも生かしたいです。

そこでL字の大きな空間の交わるところをフォーカルポイントとして大き目の樹木、そしてサークル状に加工した天然石のデザインを持ってきました。

実は、リビングの反対側には勝手口もあるので、そちらへの目線の誘導を無くしたい思惑もあります。

そしてタイルデッキはあえて大きく取らず、平たく使える場所をできるだけ取っています。まだまだ活動的なお子様たちにとっては広く使えるほうがいいという施主様の考えです。

またこのご家族は頻繁にバーベキューを家族で楽しんでおられますので、ベンチとしても使えるタイルデッキや、燃えるコンロを置いても支障のない石貼やタイルの場所を用意しています。勿論、どこに置くかということもある程度想定して全体的なデザインをしています。

 

そして、視覚的な効果だけでなく、歩く通路、、テーブルや椅子を置くスペースとして使えるタイル舗装を斜めに走らせています。このタイルのラインがL字の空間をつなげる役割をしています。

このお庭でのメインの石貼サークルは、お子様がハードに使える場所としても考えています。野球の素振りをするのにはある程度しっかりした舗装がないと踏んばれませんし、弱い素材ではすぐに傷んでしまいます。石貼であればお庭としての品位も上がりますし、充分な強度も持っています。

石貼のいいところは、色のムラにもあります。天然石だからこそ味わい深い色合いをしています。大きさの違う3種類のサイズの石を貼り合わせることで模様を楽しめます。

植栽ついては、普段からあまり手入れができないということなので、丈夫なものであり、手入れもしやすい樹種を選んでいます。一部、お花を植えることのできるスペースは残しているので、季節の草花を少しだけ植えることができます。

そして夏のお庭に必須なオーニングも取り付けています。日よけと雨除けにもなるオーニングはLIXILの彩風CR型。このオーニングは前面にロールスクリーンがついているので、日差しの入り込みを極力なくすことができ、また目隠しにもなります。

ロールスクリーンは少し透けて向こう側が見えるようになっています。なのでお庭が見えなくなってしまうことも無く、やさしく隠してくれるので非常に重宝すると思います。

良くあるロールスクリーンと同様、引き下ろすと任意の位置で止めることができ、収納するときは、下へ少し引っ張ると、スルスルっと収納されていきます。収納時も目立つことがないように設計されています。

お庭の草引き、他全体的にメンテナンスを少なくしたいということから今回は人工芝を選んでいます。ただ土の上に施工しているわけではなく、雨が降った後の水はけが非常に良くなるように、排水層を持たせていますので、雨上がりにジュわっと水が染みあがってくることもありません。清潔に使っていただけるのも人工芝の魅力ですね。冬でも青く、寂しくなりません。最近の人工芝は見た目にリアルです。弊社が使用するのは形状記憶型の芝なので芝生が寝てしまわず立ち上がってきます。ふかふかで寝ころんでも気持ちいですよ。

全ての施工事例 お庭の施工事例 エクステリアの施工事例 その他の施工事例