機能性に終わらないこだわりのガレージメインのエクステリア

Works機能性に終わらないこだわりのガレージメインのエクステリア

兵庫県三木市 N様邸

新築から数年後のエクステリアの工事例です。お客様のご要望は、車が3台停めれるようにしてほしいとのことでした。普段のメンテナンスもできるだけ軽減したいというのもご要望の内の一つです。それらのご要望に応じたこちらの提案としては、主に以下の3点です。

①3台分のカーポート(エクステリアの見栄えを引き立たせるタイプ)による雨からの煩わしさ解消

②費用を抑えつつも他とは違う門周りのデザイン

③可能な限りの緑の配置

①のカーポートでは、三協立山アルミ社のU-StyleⅡを今回は選びました。ガレージをすべて覆う面積を有し、雨の日でも車からの出入りが楽になります。そして見栄え良いのがこの商品の売りとなります。雨の日の車から玄関までの出入りは、荷物を持っていても雨にはぬれずに安心です。三協立山社のカーポートには熱線遮断でもFRPかすみ調という比較的明るめの屋根材があります。熱戦遮断は屋根したが暗くなってしまうのですが、その点が改善されます。

 

②の門まわりのデザインでは、費用を抑えるためにはアルミメーカーの機能門柱を使うのが最も効果が出ます。しかし建物と一体となった場合の見栄えとしては十分とはいえないものが多いのです。今回は、ブロックを下地にして、表面をタイルにし意匠的にもメンテナンス的にもグレードの高い内容にしつつ費用を抑える内容にしています。ポストやインターホンなどの機能面設備を門柱の正面からは見えにくい位置に配置しています。そして表札の取り付く部分については、木目調のタイルとステンレスの目地棒、ステンレスの表札などを用いて少しおしゃれな門柱にしつつもシンプルの飽きのこないデザインにしています。タイルは建物の外壁に近い色目を選び統一感をだしています。表札だけを見せることに主眼をおいているのとガレージの間口を最大限にするための省スペースな門柱に仕上がっています。

③の可能な限りの植栽とは、当初、植物の管理がなかなかできないのと、車の出入りにじゃまになるので植物は不要とのことでした。しかし綺麗な門柱が緑と交わらず単体であると、その良さが半減してしまうので、お施主様の許容範囲に応える内容でご提案しています。常緑樹は、入出庫時の見通しに影響しやすく死角が出来やすい点と、植栽後生長が進むとゴツゴツ、モシャモシャしやすく、門柱とのバランスも不釣り合いになりやすいものが多いので、樹形の柔らかい落葉樹をおすすめしています。比較的生長もゆっくりなアオダモ。剪定もし易い樹種です。大きくなり過ぎない点と整枝もし易い点でおすすめしました。また良い面だけでなく、落葉期の葉の飛散、掃除。排水不良の当該地の植栽基盤の改善に排水パイプによる排水促進の処置。そしてこれからのアフターフォローも併せて説明させていただきました。今後も永い期間植栽とともに見守っていきたいと思います。

植栽がまだ芽吹いていません、、、また芽吹いたらアップします!

 

アプローチは外壁色にアクセントで使われている「青」に近い色目のタイルを取り入れています。シンプルに直線のみでデザインしています。余計なものはいらない潔さがスッキリ感をひきだしています。

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