Works ― 施工事例

大阪府 豊中市 刀根山 A様邸

家族のライフスタイルをアウトドアに拡張するガーデンリフォーム

『お客様との出会い』

以前施工させていただいたお客様のご家族の方よりご依頼頂きました。建売をご購入されて生活をスタート。数年経過したがお庭がどうも暗い印象。お話しを聞いてみたら以下のようなお困りごと等。

①生垣が元気なのかそうでないのかよくわからない。隣へ伸びていく枝を剪定するのは一苦労。庭が余計に狭く感じる。

②高木が次第に大きくなってきて、どんよりした印象。葉っぱが沢山落ちてくる。

③蚊が多くて外に出る気がしない。

④窓からお庭をみよう思わない。

という内容でした。これを受けてこちらからプランをご提案させていただきました。

適切でない緑化は、生活空間を圧迫してきます。緑化という言葉が独り歩きして、緑化さえしていれば良いという間違った認識が多い昨今。その空間で植物がどのように育っていくか、または育つのかをプランしているかどうかは重要です。いろいろお話しを聞いたうえで必要な緑量をご提案して、それ以外は機能性や意匠性を考えてプランニングします。

先だってお聞きしたお困りごとや希望を踏まえて、さらに新しい動線による新しいお庭の過ごし方を提案しました。

お庭として楽しむ部分と、そうでない部分。ゾーニングは最初の段階で大切になります。小さな空間においても最大限活用できるようなゾーニングをしています。目につくところ、目につかないところ、外に出やすい、出にくい。置きたいもの、置かなくてもいいもの。普段、過ごしていてもこのあたりの整理ができていないものです。一から順を追って整理してまとめていきました。

以前の狭い感じが解消されて、スッキリ広く使えるようになりました。タイルは少し大きめの450角。一枚一枚色むらがあるものです。優しい印象になります。汚れや傷に強いタイルはお庭に重宝な素材です。

またこれまで生垣だった境界線は、木目調のフェンスを使いました。向いの隣地の外壁の色も検討に含めながら色をお客様と一緒に決めました。

今回のプランでサービスヤードにあたる部分は、費用を抑え目にしていますが、防草シートを敷きこみ、化粧砂利で覆っています。簡易な仕上げといえど、自然石の平板と合わせることで見劣りすることなく、お庭の中では強弱がついて見栄えがします。普段歩く範囲は、砂利よりも平板のほうが歩きやすいのでおすすめです。

これまでは、お庭をみようとすることはなかったということでしたが、リフォームを終えてみると、お庭を観ることが多くなったということでした。施工前に比べてお庭が明るくなりました。また植栽スペースには小空間でも邪魔にならないような植栽を取り入れてあります。必要以上の緑化は管理が行き届かなくなるとかえってイメージを悪くする結果を招いてしまいます。

今回選んだ樹木は、半日蔭、特に冬場は日が当たらなくなる場所で、ハイノキを選択。成長も比較的遅く、優しい樹形がとても好まれます。また足元には半日蔭に強い植物を取り入れました。クリスマスローズ、ラミウム、カレックス、斑入りヒサカキ、ヒューケラ等。カラーリーフを主体にして、少しでも明るくにぎやかになるように配植しています。主たる花期は春になりますが、常緑低木での明るい葉は花期以外でも綺麗に見れます。

植栽帯に近い場所に、以前使っていた立水栓を移設して再設置しています。。出来るだけ広く使えるように、排水パンは設けずにタイルのすりつけ勾配により排水できるようにしています。お水を頻繁に溜める場合はパンは欲しいところですが、普段それほど使われることは少ないと思います。万一の時はバケツで充分対応可能です。

資料を作る側はわかっていても、初めて施工を検討されるお客様にはわかりにくいことが多いのです。できるだけわかりやすく、、時間はかかりますが「資料作りは丁寧に」を心がけています。

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