本日10月20日日曜日にコープ共同学苑で講習会をしました。
タイトルは「コケテラリウム講習会」
8月にも小学生を対象に同じ講習会を開催しました。好評につき今度は大人を対象にしています。すっかり季節は秋に様変わり。清々しいお天気でした。荷物をエッサホッサと教室まで運び込みさて始めますか。
土は色々と種類がありますので、必ずこれがいいというわけではありませんが、構成としては最下層には水質改善の土(ゼオライトや麦飯石など)中層にハイドロボール(水耕栽培用土)上層に水草用の土を使っています。下層で余剰水による水質改善、中層のハイドロボールは無くてもよいのですが、ハイドロボールは適度に排水すると同時に多孔質のため保水力もあります。苔は、土の内部までも常にしっとり湿っているほうがよいので適度な保水力のあるハイドロボールを用いてみました。上層の土は清潔できめ細かく保水力のある、水草用の土がおすすめです。
続いて主役のコケですが、今回は左の画像の「ヒノキゴケ」そして右の「カモジゴケ」を紹介しました。
どちらも日陰なり弱い日差しと湿度を好む苔です。直射日光は嫌いますし、テラリウムでは、蒸れやすいので注意が必要です。葉っぱの様子や育ち方が違う苔でテラリウムの景色を作っていきます。
小さな瓶の口には、手が入らないため、ピンセットなどの道具で植え付けていきますが、皆さんなれない様子で戸惑いもありましたが時間をたっぷり使っていただいて製作していきました。
景色のなかに添えるものとして、カエルのフィギュアを選びましたが、お好みで何でもいいと思います。コケテラリウムの湿った雰囲気にはカエルがいい感じなので今回はカエルにしました。これも100円ショップなどでも手に入りますのでお探しください。
流木については、市販では見つけにくいので熱帯魚ショップやインターネットを検索されるとヒットしてきます。テラリウムの器は小さい場合が多いので、器に合う流木が意外と少ないんですよ。「流木S」というキーワードなどで検索すると通販で見つけることができます。